【士業向け】サービス・業務特化ホームページを作る理由と方法

以前の記事(ここだけは押さえておきたい士業のホームページ作成2つのポイント)でも少しお伝えしましたが、事務所ホームページとは別に、提供するサービス・業務ごとにホームページを分けて作る方が増えています。
今回はサービス・業務特化ホームページを作る理由についてお伝えします。

どんなサービス・業務特化ホームページを作るのか?

サービス・業務特化といっても、どんな内容で作っているのかを各士業ごとに簡単に紹介します。

税理士・・・「相続税」「会社設立」「創業融資」「事業承継・M&A」
社労士・・・「助成金」「障害年金」「就業規則」
弁護士・・・「交通事故」「離婚」「債務整理」「刑事事件」
行政書士・・「許可申請(建設業・民泊)」「就労ビザ申請」
司法書士・・「相続」「遺言書作成」「登記」「家族信託・民事信託」

上記のような内容で、「相続専門」「○○相続センター」といったようにホームページを作ることで、専門家として見せることができます。

相談者はどのように検索するか

サービス・業務特化ホームページを作る理由に、専門家っぽく見せるというのもありますが、それよりも大事なのが、お悩みをお持ちの方がどのようにホームページを検索するかということです。

例えば、渋谷駅付近で「税理士」を探されている方は、「税理士 渋谷駅」と探すはずです。相続税の相談をしたければ「渋谷駅 相続税」、相続のことを考えるのが初めだと言う方は、「渋谷駅 相続」や「渋谷駅 相続 相談」といった内容で検索されます。

初めての相続で悩んでいる方が、「渋谷駅 税理士」とは検索しないはずです。

ですので、検索してくるであろう言葉を想定してホームページを作れば、専門家っぽく見せることができるのです。

専門家として見せるならコンテンツを作ろう

専門家として、業務特化ホームページを作るのであれば、やはり検索順位を気にしなければなりません。


士業ホームページの非常識な運営方法では、ホームページを更新しなくてもいいと書きましたが、検索順位を気にするならば定期的な情報発信をすることが求められます。


また、ホームページにアクセスした方も、専門家の考えや発信している情報を必ずチェックしますので、しっかりコンテンツを作りましょう。

まとめ

サービス・業務特化ホームページを作るのは、ホームページを複数作って欲しい制作会社の都合ではなく、お悩みの方がどのように検索するかという顧客心理を考えた結果からでした。


もし作成をお考えの場合は、検索されている件数や競合調査をされた上で作成することをおすすめします。

この記事を書いた人

坂本 義和