士業向けのホームページのSEO キーワード選定法を3ステップで解説

ホームページにインターネットを使って集客する方法の一つとして、検索エンジンがあります。みなさんが、よく耳にするSEO対策とは検索結果の上位に表示させるための方法です。ここで重要なのは、どのキーワードでホームページを検索結果の上位に表示させるかです。今回は、SEO対策をする際に、キーワードをどのように選定すればいいかをご紹介します。

検索ボリュームを調べよう

検索ボリュームとは、対象の検索エンジンで検索されている回数のことで、検索ボリュームが多いほど、そのキーワードへの興味関心度は高いです。対策しようと検討しているキーワードが、どれくらい検索エンジンで検索されているのか、どれくらい上位表示が難しいのかを知る必要があります。

ホームページのコンテンツを作成する際に、なんとなく作られていないでしょうか。

このキーワードで上位に表示させたいと思ったキーワードがあっても、誰も検索していないようなキーワードで上位に表示されては意味がありません。ホームページを作る前に検索ボリューム、難易度を確認しましょう。

検索ボリュームを調べる方法として、Google広告の機能にあるキーワードプランナーとUbersuggestというツールをおすすめしています。

検索キーワードの月間平均検索ボリューム、競合性や難易度を知ることが出来ますので、SEO対策の参考にしてください。

どんなキーワードがいいのか?

普段サービスを探されるときに、インターネットでどのように検索されるでしょうか?

例えば、整骨院を探していたら、「整骨院 地域名」。腰痛に悩んでいたら、「腰痛 地域名」。総合的な整骨院ではなく、腰痛を専門でやっている整骨院を探すなら「腰痛専門 整骨院」。などシーンや悩みによって探すキーワードは変わると思います。より具体的な症状で探すなら「ぎっくり腰」や「ヘルニア」などのキーワードを追加し、対象を絞りながら比較検討をされるでしょう。

同じように、見込み客となる方がどのようにあなたのサービスを探すか、何を知りたいのかを考えながらキーワードを選定していきましょう。

このお困りごとだったら、必ずこの士業に相談に乗るだろうという業務であっても、見込み客がそのことを知っているとは限りません。

登記であれば、司法書士さんに頼むはずですが、税理士さんや不動産会社経由で登記業務が来るように、見込み客の方は誰に頼めばいいのか知らないケースが多いです。どんなキーワードが検索されているのか、Ubersuggestを活用しながら、キーワードを選定していきましょう。

実際に検索して、競合のホームページを見てみよう

キーワード選定をするにあたって重要なのは、検索ボリュームと難易度だけではありません。
競合性が“高”だったとしても、上位に表示されている競合のホームページが、見た目がわかりにくかったり、相談に乗ってほしいと思えるようなホームページでなかった場合、あなたも選ばれる可能性があります。
競合のホームページはどんなホームページか、どんな風に見せているか、何を訴求をしているかをチェックすることも重要です。

まとめ

キーワードの選定や調査は検索順位を上げるためには重要です。しかし、検索順位だけ上がっても、問い合わせにつながらなければ意味がありません。
検索順位を意識したキーワード調査だけでなく、ブランディングもしっかりと考えてホームページを作成しましょう。

この記事を書いた人

坂本 義和