士業ホームページを制作するときに、「せっかくだからデザイン重視でかっこいいホームページを作りたい」と思う方もいらっしゃると思います。
ですが、「ただかっこいい」だけではビジネスの役には立ちません。
もちろん見た目が悪いよりかは、かっこいいホームページの方がお問い合わせに繋げるという観点では有利な面もあります。
(そもそも「かっこいい」の定義によりますが…)
ですが、「ただ見た目がいい」という意味でのかっこいいホームページでは、問い合わせに繋げるのは難しいです。
「ただ」かっこいいだけのホームページではだめな理由と、集客を目的としたホームページデザインのポイントについて解説していきます。
士業ホームページではまず「アクセスをどう集めるか」から
ホームページを作成することで、今まで接点のなかった顧客にアプローチすることができる可能性があります。
ホームページは名刺以上に優秀な集客ツールではありますが、そもそも検索されなければ見つけてもらえず、どれだけかっこいいホームページを作ろうと集客にはつながりません。
士業ホームページを作成する大きな理由の一つが「問い合わせを増やしたい」というものではないでしょうか?
士業のホームページは見た人を惹きつけるデザインも大切ですが、見る人がいないと意味がありません。
まずはアクセスを集めることを優先しましょう。
士業ホームページで意識するポイント
改めて士業ホームページを作成する際には、以下を意識する必要があります。
- アクセスを集める方法を考える
- 問い合わせへ誘導するためのデザインを考える
それぞれ解説していきます。
アクセスを集める方法を考える
士業ホームページで新規顧客を呼び込むために、大事なことの一つとしてSEO対策をして検索した時に上位表示されることがあります。
ホームページ内のブログ機能などを上手く活用し、顧客のお悩み相談や知っておきたい知識などを発信しておくことで、上位表示されやすくなります。
情報発信をする際は、「自分が書きたいこと・伝えたいこと」ではなく、「顧客が知りたいこと・悩みに寄り添う内容」を発信していくこともポイントです。
また、ホームページだけでなくSNSや対面での広報・宣伝も併せて行うことでより流入を稼ぐことが期待できます。
Googleなどの検索エンジンでは、情報発信している人が何者か、専門性があるのかを重視しているので、ホームページを意欲的に更新することに加えて他にも活動しており専門性があると認められると検索上位に表示されやすくなります。
このように大事なのは、「どこからアクセスを集めるのか」という点です。検索エンジンからの流入でかせぐのか、SNSからの流入でかせぐのか、オフラインの告知でかせぐのか。
まずはアクセスを集めるための方法を考えましょう。
問い合わせへ誘導するためのデザイン
ホームページデザインが機能するのは、アクセスを集めてから。
ホームページを見てくれた人が相談したくなるデザインにする必要があります。
ホームページのデザインというと多義的ですが、問い合わせへの誘導や導線がしっかり設計されているかという視点があります。
ホームページへのアクセス数が十分にあるのに問い合わせ数が少ないという場合は、問い合わせ導線のデザインが適していないため変更する必要があります。
かっこいいだけのホームページでは問い合わせ導線のデザインが不十分なことが多く、ホームページを見ている人が問い合わせをしたいと思ってもどこから問い合わせるのかわかりにくく、問い合わせに繋がらないということがあります。
例えば、やたらとアニメーションが多かったり、動いたりするホームページは確かに見てて楽しいかもしれませんが、先生に相談したい、と思ったときにどこから問い合わせすればいいかわからないということもあります。
対策として、画面内にワンアクションで問い合わせできる機能を常に表示させる、ホームページを見ている人が「問い合わせをしたい」と思うだろう部分に問い合わせページへのリンクを入れるなど、かっこよさだけでなくわかりやすさを重視しましょう。
問い合わせにつながりやすい士業ホームページデザインのアイデア
次に、問い合わせにつながりやすくするための士業ホームページのデザインアイデアを3つ紹介していきます。
- レスポンシブデザイン対応でスマホでも見やすく
- ターゲット顧客の好みに合わせたデザイン
- インパクトのあるファーストビュー
レスポンシブデザイン対応でスマホでも見やすく
集客につながりやすい士業ホームページの1つは、レスポンシブデザインに対応しておりスマホでも見やすいホームページです。
スマホが普及している昨今、パソコンからホームページを見る方はもちろんスマホから検索してくる方も多いです。
パソコンで閲覧するときには、メインとなる画面とメニュー・カテゴリが表示された列が横に表示される2カラムを、スマホで閲覧するときは横の列が表示されない1カラムのデザインにすると見やすくなるのでおすすめです。
ターゲット顧客の好みに合わせたデザイン
2つ目は、ターゲット顧客の好みに合わせたデザインにすることです。
士業ホームページといえど、取り扱っている業務内容によりターゲットは様々です。
かっこよくおしゃれなデザインにしても、顧客によっては「わかりにくい・相談しにくい」と思われてしまうこともあります。
また、ホームページのデザインには流行がありますが、移り変わりが速く定期的なリニューアルが必要です。そのため、おしゃれでかっこいい最先端のデザインよりもターゲット顧客の好みに合わせたデザインにすることをおすすめします。
インパクトのあるファーストビュー
ホームページを開いたときに最初に目に入る「ファーストビュー」のインパクトがあると、見た人の興味を惹きつけ集客につながりやすくなります。
ただし、ただかっこいいだけではそれだけで終わってしまい問い合わせには繋がらないので、方針を分かりやすく伝えるキャッチコピーや画像、主に活動しているエリアなどを入れておくと、信頼性に得やすく集客効果が高まります。
まとめ
士業ホームページを作るときは、かっこいいだけのデザインでは集客効果は見込めません。
問い合わせにつなげるためには、新規顧客を取り込むための対策やわかりやすい導線、ターゲットとする顧客の好むデザインにする必要があります。
私たちゼロワンでは、ホームページをご覧になった見込み客様、お客様が「問い合わせ」したくなるようなデザインや、「ただかっこいい」だけでなく信頼性が高めるようなデザインでのホームページを作成しています。
ホームページのデザインにお悩みの先生はぜひご相談ください。