独立開業予定の士業におすすめ【パーソナルブランディング】とは

パーソナルブランディング、セルフブランディング、自分ブランド、セルフプロデュースなど、個人をブランディングする方が以前に比べて増えてきました。

士業の場合も同じで、特に個人でやられている場合は先生自身をブランディングし差別化することが重要です。今回はパーソナルブランディングとは何か?

パーソナルブランディングをすることで得られるものについてご紹介します。

パーソナルブランディングとは?

パーソナルブランディングとは、言葉の通り、あなた自身をブランディングすることです。ブランディングと聞くと、かっこいいイメージを持ち、自分とは関係ないと思う方もいるのではないでしょうか。

自分をかっこよく見せることだけが、パーソナルブランディングではありません。自分をどう見せるかだけではなく、「あなたから買いたい」「あなたにお願いしたい」と選択されるように考えていくこともブランディングです。自分の価値を見つけ、言語化し、ちゃんと相手に伝えて、相手にとっての「意味」にするのです。

個人の時代と言われる現代を生き抜く戦略として、パーソナルブランディングは欠かせないものになってきています。

パーソナルブランディングの必要性とは?

パーソナルブランディングが、必要だと言われていますが、これは今に始まったことではありません。現代では同じようなモノやサービスが溢れており、コモディティ化しています。コモディティ化している中で、いかにして自分を選んでもらうかを考えなければなりません。

普段あなたはモノやサービスを購入するときに、何を基準に購入をしますか?

価格、デザイン、機能、ブランド、販売員、営業マン、お店の雰囲気など購入を決める条件がいくつかあると思います。特にあなた自身が商品・サービスの場合、「この人はどんな人なんだろう?」「頼んでも大丈夫だろうか?」といったことが購入の際に、お客さんは気になります。
「あなたがどんな人なのか」ということを発信し、お客さんにとっての違いを生み出すことができれば、選ばれるようになります。魅力的な印象を作り上げ、「この人だったら、優しく相談に乗ってくれそう」「この人だったら、私の悩みを解決してくれそう」と思わせられればいいのです。

つまり、自分をブランディングすることは、お客さんから選ばれるための大きな理由になるのです。

パーソナルブランディングはどんな人におすすめか?

パーソナルブランディングは、士業、個人事業主、生命保険や中小企業の営業パーソン、2代目経営者、これから創業を考えている起業家の方などにおすすめしています。ゼロワンでは独立開業をされる方で自分自身の見せ方が決まっていない方に向けて、ホームページの作成とともにブランディングのワークを行っております。
同業との差別化が難しい士業さんですと、「誰のどんなお悩みごとにお役立ちできるのか」「なぜ、あなたが提供できるのか」と伝えるためには、パーソナルブランディングが必要です。

パーソナルブランディングをするメリット

パーソナルブランディングをすることで、得られるメリットとして、どんなものがあるでしょうか。私が普段お客様と話をさせていただく中で、特にメリットだと思うことを挙げます。

信頼感が増し、選ばれるようになる

自分のことを発信する手段は増えていますが、先生がどんな人間で、どんな想いでサービスを提供しているのか、お客様にちゃんと発信できている人(会社)は少ないと思います。パーソナルブランディングをし、先生のことを詳しく紹介することが、仕事を依頼する人への信頼感・安心感へと繋がり、選ばれるようになるでしょう。

価格勝負にならない

パーソナルブランディングで明確な違い、価値を示すことができれば他者との比較検討がなくなり、価格競争に巻き込まれなくなります。「あなたに頼みたい」と言われるようになると、サービスの説明をほとんどしなくても、お申込みいただけるようになります。

自分のサービスや自分に自信をもてる

独立したばかりでサービスは提供できるが実績がないし、あんまり自信がない。これといって特に得意な業務がないし、そもそも自分に自信がそんなにないという方のサポートをさせていただくことがあります。実績はそんなになくても、できるように自分をブランディングすれば、相談者にはできる専門家に見えるのです。パーソナルブランディングを通して、自分と向き合い、自分の価値を確認することで、自分に自信を持つことができるようになります。

まとめ

今回はパーソナルブランディングについてご紹介しました。自分をブランド化することで、お客様に選んでいただけるだけなく、自己肯定感を高めることにもつながります。誰に頼んでも同じと言われるような業務を中心に独立開業をする予定の士業さんには特におすすめです。ホームページを作る際には、パーソナルブランディングも一緒にやってみましょう。

この記事を書いた人

坂本 義和